糖尿病の原因
糖尿病とは、血液が高血糖の状態になり、その状態が慢性的に続く病気のことです。
糖尿病ではインスリンの分泌量が減少したり、インスリンの働きが弱くなるため血糖値が高い状態が続くようになります。
診断方法は、空腹時血糖や75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)などの血液検査によって行われます。
糖尿病の原因としては以下のものが代表的に挙げられます。
・加齢
・家族歴
・運動不足による身体的活動の低下
・過剰な摂取カロリーによる肥満
糖尿病が増加している原因とは?
近年では、日本において食生活や生活習慣の欧米化が進んでいることも、糖尿病の増加の原因の一つになっていると言われています。
また、身近なインスタント食品や外食文化の発達により、高カロリーな食事の機会が増えやすい傾向にあります。
コンビニエンスストアなどでは、お菓子やお酒などの趣好品が好きな時間に手軽に手に入りやすく、食においての選択肢が増えることにより、より一層個々の食事管理の重要性が高まっています。
その一方でインターネットやSNSにおいては、糖尿病予防のための運動やダイエットに関する様々な情報が溢れており、食事管理と同様、正しい情報の選択が難しい状況になっているように思います。
ましてや、糖尿病を罹患された方にとって正しい情報の取捨選択は、とても難しい状況にあります。
現状では、かかりつけの病院や医師からのアドバイスが主な情報源になっているケースが多いと思いますが、病院によっても内容は様々で、一体何を信じて食事管理や運動をすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。